この記事ではクレンジングは肌に悪いのかについて解説します。
よく「クレンジングは肌を乾燥させるから、あまり使わない方がいい」という声を聞きますよね。
しかし、必ずしもクレンジングが肌に悪いというわけではないんです。
正しいクレンジングの選び方と使い方をマスターすれば、肌に悪い影響はほぼなくなるので、ぜひ本記事を参考にケアしてみてください♪
Contents
クレンジングは肌に悪いと言われる2つの理由!
- 洗浄力の強い洗浄剤を使っているから
- 肌の必要な油分まで除去してしまうから
クレンジングは肌に悪いと言われる2つの理由を上記に記載しました。
たしかにクレンジングの種類によっては、肌トラブルを引き起こすことも考えられます。
既に知っている方も多いと思いますが、改めて確認するつもりで目を通してみてくださいね。
理由①:洗浄力の強い洗浄剤を使っているから
クレンジングが肌に悪いと言われる理由の1つ目は、洗浄力の強い洗浄剤を使っているからです。
そもそもクレンジングの役割は、油溶性成分の多いベースメイクを落とすことです。
メイク汚れが肌に残ってしまうと、毛穴の中で酸化して、ニキビや黒ずみなどの肌トラブルが起きてしまいます。
洗浄力の強い洗浄剤で汚れをしっかり落とすのが必要不可欠なんですが、敏感肌の人にとっては逆に刺激になるおそれも…。
クレンジングが悪者扱いされる理由の1つですね。
理由②:肌の必要な油分まで除去してしまうから
続いて、クレンジングが肌に悪いと言われる理由は、肌の必要な油分まで除去してしまうからです。
特にオイルクレンジングを使った時が顕著で、ベースメイクを落とす際に肌の油分も奪われてしまいます。
そうすると洗い上がりのつっぱり感であったり、カサカサ感が気になってしまうんですよね。
どれだけ保湿しても乾燥が改善されない方は、クレンジングが原因だったりします。
クレンジングが肌に悪いは嘘?”3つの誤解”を紹介!
- ダブル洗顔不要のクレンジングは汚れが落ちない
- 界面活性剤は肌に悪いから使わない方が良い
- 乾燥肌ならオイルクレンジングは不向き
クレンジングに関する3つの誤解を上記にまとめました。
先ほどクレンジングは肌に悪い理由を紹介しましたが、実は誤解されていることも多いんですよね。
多くの人が間違えてしまうポイントなので、全ての項目をチェックしておきましょう。
誤解①:ダブル洗顔不要のクレンジングは汚れが落ちない
誤解の1つ目は、ダブル洗顔不要のクレンジングは汚れが落ちないということです。
「ダブル洗顔不要だと、洗浄力が弱くて頼りない?」そんなイメージを持ってしまいますが、両方の機能を満たしているので全く心配しなくてOKです。
1度の使用で、きちんと汚れが落とせるように作られています。
ただ洗い上がりがしっとりしているものが多いので、それが気になるなら別で洗顔しても良いと思います。
誤解②:界面活性剤は肌に悪いから使わない方が良い
2つ目は、界面活性剤は肌に悪いから使わない方が良いということです。
たしかに多少刺激はありますが、1分以内にクレンジングを洗い流せば、ほとんど悪い影響はありません。
敏感肌の人なら、もっと時間を短くしてスピーディーにクレンジングを済ませるようにしましょう!
誤解③:乾燥肌ならオイルクレンジングは不向き
3つ目の誤解は、乾燥肌ならオイルクレンジングは不向きだということです。
なぜならオイルクレンジングと言っても使い心地は様々で、洗浄力が強いものから弱いものまで、かなり差があります。
またクレンジングのやり方によっても、洗い上がりが変わってくるので、乾燥肌にオイルクレンジングが不向きとは言い切れないんです。
実際に使ってみないと分からないというのが正しいですね。
クレンジングが肌に悪いと思っている方へ”正しい選び方”を伝授!
肌タイプ | クレンジングの種類 |
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乾燥肌 |
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脂性肌 |
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混合肌 |
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どんなクレンジングを使えばいいのか、肌タイプ別に上記の表へまとめてみました。
クレンジングが肌に悪いと感じている方は、1度肌質をチェックして、自分に合った商品を使う必要があります。
ここではただ解説するだけでなく、肌タイプ別に最適なクレンジングも紹介するので、商品選びで迷っている方は検討してみてください♪
乾燥肌の方:クリーム・ミルク・ジェルタイプのクレンジング
肌タイプ | クレンジングの種類 |
---|---|
乾燥肌 |
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まず乾燥肌の方は「クリーム・ミルク・ジェルタイプ」のクレンジングを選ぶようにしましょう。
なぜならこの3つは洗浄力が弱く、過度の乾燥を防ぐことができるからです。
もし実際に使うなら、マナラホットクレンジングゲルなどがおすすめ。
クレンジングなのに9割が美容成分の優しいゲルタイプとなっており、W洗顔の必要もありません。
乾燥肌の方は潤いをキープするために、できるだけケアの時間を短くしないといけないんですよね。
マナラホットクレンジングゲルなら、洗い上がりの肌のしっとり感に定評があるので、試してみる価値はあると思います。
脂性肌の方:オイル・バームタイプのクレンジング
肌タイプ | クレンジングの種類 |
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脂性肌 |
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続いて脂性肌の方は「オイル・バームタイプ」のクレンジングを選ぶようにしましょう。
皮脂が分泌されやすく、黒ずみや毛穴詰まりもひどくなる傾向があるので、洗浄力を重視したクレンジングを選びたいところです。
ただあまりに洗浄力が強すぎると肌の負担も大きくなるため、ビューティークレンジングバームあたりを使うのがいいでしょう。
バームタイプのクレンジングとなっており、洗浄力を維持しつつも美容成分を約78%も配合しています。
またバームがとろけてメイクを絡め落とすので、こすり過ぎのダメージを軽減し、肌が弱くても安心してお使いできるでしょう。
「オイルタイプはカサカサと乾燥するから苦手…」という方にこそ、ぜひ試してほしいクレンジングです。
混合肌の方:ミルク・ジェルタイプのクレンジング
肌タイプ | クレンジングの種類 |
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混合肌 |
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混合肌(皮脂が多く水分が少ない状態の肌)の方は、「ミルク・ジェルタイプ」のクレンジングを使うようにしましょう。
皮脂汚れは落としつつも、水分はできるだけ残したいので、オイルクレンジングなどは向いていないと思います。
先ほど紹介したビューティークレンジングバームなら洗浄力を備えつつも、まるで美容液のような使い心地が期待できるので混合肌にピッタリです。
またTゾーンはしっかりクレンジングして、Uゾーンは軽めにするなど、使い方の面でも工夫するようにしてくださいね。
肌に優しい”クレンジングの使い方”を6ステップで解説!
- 先にポイントメイクを落としておく
- 手と顔の水分を除去する
- 塗る前にクレンジングを手で温める
- こすらずに薬指でクルクルしながら洗う
- 水分を加えて乳化させる
- 1分以内に終わらせてぬるま湯で流す
肌に優しい”クレンジングの使い方”6ステップを上記に記載しました。
クレンジングが肌に悪いと感じる原因の1つに、誤った使用方法が考えられます。
どれだけ質の高いクレンジングを購入しても、適当な使い方をしていたら肌トラブルを起こしかねません。
自分のケア方法に自信がある人もそうでない人も、サクッと目を通してみてください!
ステップ①:先にポイントメイクを落としておく
まずはクレンジングをする前に、先にポイントメイクを落としておきましょう。
普通のクレンジングで目元や口元のメイクをゴシゴシすると、かなり肌へダメージを与えてしまいます。
専用リムーバーを使って先に落としておくのがマストです。
ステップ②:手と顔の水分を除去する
浴室でクレンジングをする場合は、手と顔の水分を除去してから行いましょう。
クレンジングと水分が混ざってしまうと、洗浄力が落ちてメイク汚れが残ってしまう可能性があるんです。
乾燥したタオルを持ってはいるのがベストですね。
ステップ③:塗る前にクレンジングを手で温める
もしオイルクレンジングを使っているなら、いきなりクレンジングをつけるのではなく、まず手で温めましょう。
そうすることでメイクと馴染みやすくなり、肌の負担を減らしながらケアすることができます。
オイルクレンジング以外なら必要ありませんが、先に湯船に浸かって体を温めておくのも効果的ですよ。
ステップ④:こすらずに薬指でクルクルしながら洗う
クレンジングを顔全体に馴染ませたら、薬指でクルクルしながら洗っていきます。
ポイントは力が入りにくい薬指を使うことで、とにかく肌をこすらないように意識しましょう。
小鼻はしっかりマッサージしてOKですが、目の周りは皮膚が薄いので軽めにしてくださいね。
ステップ⑤:水分を加えて乳化させる
30秒ほどマッサージできたら、次は水分を加えて乳化させていきましょう。
乳化することでクレンジングのぬめりをOFFできるので、1番大事な工程と言っても過言ではありません。
ただしジェル・ミルク・クリームタイプのクレンジングはもともと乳化した状態なので、オイルクレンジングのみで大丈夫です。
乳化させる場合は水の量が大事で、あまり多く取り過ぎないようちょっとずつ調整してくださいね。
ステップ⑥:1分以内に終わらせてぬるま湯で流す
ほんのり白く濁って乳化できたら、ぬるま湯で流しましょう。
ついマッサージをしていると時間が早く経ってしまうのですが、必ず1分以内に終わらせてください。
1分以上クレンジングをすると肌のつっぱり感がでてくるので要注意です。
また、ぬるま湯の温度も36℃前後で、ぬるま水くらいのイメージを持っておくといいかもしれません!
クレンジングは肌に悪いのかまとめ
- 適当にクレンジングを選ぶと肌に悪影響
- 3つの肌タイプに分けてクレンジングを購入しよう
- 乾燥肌でもオイルクレンジングは使ってOK
- こすらずに薬指でクルクルしながら洗う
- どんなに低刺激でも1分以内に洗い流す
今回は上記のような内容について解説してきました。
クレンジングは肌に悪いどころか、美肌をキープするためには欠かせない化粧品です。
自分の肌タイプにあったクレンジングを選び、この記事で紹介した使い方を実践すれば、あなたの理想の肌へ近づくことでしょう。
日々のスキンケアの参考になりましたら幸いです!