この記事では洗顔後に何もつけない「肌断食」について解説していきます。
「皮膚には元々美肌を維持する機能があるから、化粧品なんて必要ない」1度はこんな説明を聞いたことがあるでしょう。
でも実際やろうとすると、乾燥しないか心配になったり、ギトギト肌になる不安も出てきて、勇気が出ないんですよね。
ということで「肌断食」は本当にお肌のためになるのか、様々な視点から調査していきます。
興味はあるけど怖くてやったことがない方は、是非最後までチェックしてみてください!
Contents
【結論】洗顔後何もつけない”肌断食”は個人差があります!
結論から言うと、洗顔後何もつけない”肌断食”は個人差があります。
つまりその人の肌質によって、肌に合うか合わないかが決まるんです。
例えば下記のような方々は、生まれつき肌が弱いと考えられるので、肌断食は逆効果になるでしょう。
- アトピーを持っている
- 顔だけでなく肘や膝などにも乾燥・痒みがある
- 汗をかくとすぐに肌が荒れてしまう
逆に一般的な「脂性肌、乾燥肌、混合肌」なら、洗顔後何もつけない”肌断食”の効果を期待できるはずです。
よっぽど肌が弱くない限り、誰にでも美肌を目指せるチャンスがありますよ。
洗顔後何もつけないことのメリットは全部で5つ!
- 肌のバリア機能が強化される
- 肌トラブルを避けられる
- 肌のキメが整う
- ニキビが悪化しにくくなる
- 肌の乾燥がマシになる
洗顔後何もつけないことのメリットは上記の5つです。
ただし先ほど言ったとおり、これは全員に当てはまるわけではありません。
昔から肌が弱いという自覚があるなら、メリットよりもデメリットの方が多くなるでしょう。
そこを理解した上で、先に読み進めるようにしてくださいね。
メリット①:肌のバリア機能が強化される
1つ目のメリットは、肌のバリア機能が強化されることです。
肌にはうるおいをキープしておく角質層というものがあります。
しかしスキンケアで肌に触れていく内に角質層が剥がれてしまい、その結果バリア機能も低下していくんです。
そこで洗顔後何もしないケアを習慣化すれば、肌本来のバリア機能が回復し、美肌へ生まれ変わっていきます。
メリット②:肌トラブルを避けられる
メリットの2つ目は、肌トラブルを避けられることです。
スキンケア製品で過度に保湿してしまうと、肌本来の防衛機能が弱まってしまい、肌トラブルが起きやすくなります。
しかし肌断食をすることで、肌は自分自身でうるおいと油分を作らないといけなくなるんです。
これが結果的に強い肌を作ることになるので、慢性的な肌トラブルで悩んでいる人は試す価値があるでしょう。
メリット③:肌のキメが整う
続いてのメリットは、肌のキメが整うことです。
「スキンケアをしっかりしているのに、なぜか肌が綺麗にならない」その原因はターンオーバーの乱れです。
肌に色んな化粧品を塗りたくると、ターンオーバーの周期が崩れて、どんどん肌がボロボロになっていきます。
逆に洗顔後何もしないケアを続けるだけで、ターンオーバーが正常に戻り、キメの細かい肌を手に入れられるでしょう。
メリット④:ニキビが悪化しにくくなる
洗顔後何もしないメリット4つ目は、ニキビが悪化しにくくなることです。
ニキビが悪化する1番の原因は、むやみやたらに触ってしまうことなんですよね。
ちょっと刺激を与えるだけでアクネ菌が増殖し、赤みや腫れがひどくなります。
ニキビや肌荒れがひどい時は、丁寧にスキンケアをするよりも、とにかく触らないケアの方が大事なんです。
洗顔後何もしないという方法が、最も効果的だと言えるでしょう!
メリット⑤:肌の乾燥がマシになる
5つ目のメリットは、肌の乾燥がマシになることです。
洗顔後何もしないケアを続けていると、肌自身でうるおいを作り出して、維持しないといけなくなります。
つまり外部から化粧水などで水分を補わなくても、常に肌の内側からプルプルの状態になっているんです。
乾燥する時期でも肌の水分量が減りにくくなるため、今までのようなカサカサ感・肌のつっぱりが消えていくでしょう。
洗顔後何もつけないことのデメリットは3つです!
- 一時的に強烈な乾燥・かゆみが出る
- 化粧ノリが悪化する
- 脂漏性皮膚炎になるリスクがある
洗顔後何もつけないことのデメリットは上記の3つです。
ここで挙げた項目は、どれだけ肌が強くて健康的な方でも必ず経験します。
肌断食の壁は、この初期段階を乗り越えられるかどうかなんですよね。
もし洗顔後何もつけないケアを実践するなら、この章は絶対に理解しておきましょう!
デメリット①:一時的に強烈な乾燥・かゆみが出る
1つ目のデメリットは、一時的に強烈な乾燥・かゆみが出ることです。
今まで肌は、外部から補われる化粧水やクリームを頼りに、水分と油分のバランスをとってきました。
しかしそれが急になくなってしまうと、肌が上手く対応できず、一時的な肌荒れを引き起こすんです。
乾燥だけでなくかゆみも伴うので、結構ツラい症状が続きます…。
デメリット②:化粧ノリが悪化する
洗顔後何もつけないことのデメリット2つ目は、化粧ノリが悪化することです。
肌の水分量が減るとターンオーバーが乱れ、表面のゴワつきやガサガサ感が増します。
少しずつ改善されていきますが、最初の1ヵ月くらいはとにかくメイクが苦痛になるかもしれません。
デメリット③:脂漏性皮膚炎になるリスクがある
3つ目のデメリットは、脂漏性皮膚炎になるリスクがあることです。
脂漏性皮膚炎:頭や顔面など、皮膚の分泌が盛んな箇所にできる湿疹のこと。赤み・かゆみ・皮むけなどの症状が出る。
1回脂漏性皮膚炎になってしまうと、元のスキンケアに戻すだけでは太刀打ちできません。
皮膚疾患なので、きちんと病院へ行って治療を受けないとダメなんですよね。
最初の1ヵ月を超えて、肌がキレイになるか脂漏性皮膚炎になるかは分からないので、ここが肌断食の難しいところです。
洗顔後何もつけない”肌断食”を成功させる4つのコツを伝授!
- 今使っている化粧品を少しずつ減らす
- 夜のスキンケアだけ止めてみる
- 油っこい物を食べないようにする
- 日焼け止めクリームは必ず塗る
洗顔後何もつけない”肌断食”を成功させるコツを上記にまとめました。
肌断食と言っても、ただスキンケアをやめれば良いという訳ではありません。
私もオリジナルの方法で肌断食を行ったことがあるんですが、ほとんど失敗に終わってかなり後悔しました。
肌断食のデメリットを少しでも緩和したい方は、ここで紹介するコツを参考にしてみてくださいね。
コツ①:今使っている化粧品を少しずつ減らす
1つ目のコツは、今使っている化粧品を少しずつ減らすことです。
いきなり洗顔後何もつけないケアを始めてしまうと、肌が混乱して水分と皮脂のバランスが一気に崩れます。
そんな状況を避けるために、まずは影響が小さそうな「クリーム、乳液、美容液」あたりからやめてみてください。
肌が今のケアに慣れてきたら、さらに1つ減らしていって…を繰り返していくと、肌荒れのリスクを減らせますよ♪
コツ②:夜のスキンケアだけ止めてみる
続いてのコツは、夜のスキンケアだけ止めてみることです。
上記で紹介した少しずつ化粧品を減らす方法が面倒な方は、こちらを実践してみましょう。
朝は今まで通りスキンケアをして、夜だけやめる”プチ肌断食”みたいな感じですね。
これで肌に異常が出ないようであれば、徐々に朝のスキンケアを減らしてもOKです!
コツ③:油っこい物を食べないようにする
コツの3つ目は、油っこい物を食べないようにすることです。
洗顔後何もつけないと、肌が乾燥して皮脂が出やすくなります。
そんな時に油っこい物を摂取してしまうと、余計皮脂が分泌されてしまい、ニキビや吹き出物の原因になるんです。
多少の油分なら問題ありませんが、肌断食に挑戦している時は気持ち抑えめでいきましょう!
コツ④:日焼け止めクリームは必ず塗る
最後のコツは、日焼け止めクリームを必ず塗ることです。
「洗顔後何もつけない=無防備」を意味します。
つまり紫外線の影響をダイレクトに受けてしまうので、肌に深刻なダメージが加わるんです。
今すぐに日焼け止めクリームの効果は分からないかもしれませんが、将来のシミ・しわ予防のためにつけておくのがベター。
洗顔で落とせるタイプのものを毎日欠かさず塗っておきましょう!
洗顔後何もつけないスキンケアが合わなかった時の対処法
洗顔後何もつけないケアが合わなかった時は、一旦セラミドが配合された保湿ケアへ切り替えてください。
なぜならセラミドには、肌のうるおいとバリア機能の両方をサポートしてくれる役割があるからです。
セラミド配合の化粧品はたくさんありますが、1番有名なのはETVOSアルティモイストラインですね。
肌断食で栄養が枯渇した肌に欠かせない成分がたっぷり詰まっており、下記のような特徴があります。
- セラミド×ナイアシンアミドで肌本来の美しさを引き出す
- ふわふわの泡を転がすだけで肌のゴワつきを吸着/li>
- 柔らかいトロトロの化粧水で未体験のプルプル肌へ
- 濃密な美容液が肌のすみずみに浸透して透明感UP
洗顔後何もしないスキンケアが合わなかった人は、元々うるおいを抱えこむ力が弱いのかもしれません。
しかしETVOS独自の保湿メカニズムなら、今まで体感したことのない”濃密なうるおい体験”を味わえるはずです。
購入しようか迷っているなら、下記の公式サイトより詳細だけでもチェックしてみると良いでしょう♪
洗顔後何もつけないのは肌に良いのかまとめ
- 洗顔後何もつけないのは合う人と合わない人がいる
- アトピーや生まれつき肌が弱い人はNG
- 肌断食が成功すればキメが整って肌荒れしにくくなる
- 最大のデメリットは一時的に強烈な乾燥・かゆみが出ること
- 肌断食で失敗したら一旦セラミドケアに切り替えよう
今回は上記のような内容について解説してきました。
何度も言いますが、洗顔後何もつけないケアは、かなり個人差があるんです。
人によっては、脂漏性皮膚炎という厄介な皮膚疾患になるおそれもありますし、逆に史上最高の透明肌を手に入れる方もいます。
もし挑戦したいという方がいれば、いきなり洗顔後何もつけないケアを始めるのではなく、徐々に肌を慣らしながら進めてくださいね。
本記事が参考になりましたら幸いです!