この記事では「泡洗顔よくない」にまつわる誤解を徹底解説していきます。
結論から言うと泡洗顔がよくないのは、半分嘘で半分本当です。
というのも、泡洗顔に関する正しい情報と誤った情報が混在しているんですよね。
そこで本記事は「泡洗顔の何がどう悪いのか?」をお伝えしながら、泡洗顔の真実に迫っていきます。
泡洗顔に関する知識を整理して、肌に負担をかけないスキンケアを取り入れたい方は、このまま最後まで目を通してみてくださいね。
Contents
泡洗顔はよくない?4つの誤解を紹介します!
- 両手いっぱいに泡立てた方が効果があるという考え
- 泡洗顔で肌の摩擦が軽減するという考え
- 細かい泡が毛穴に入りこんで汚れを除去するという考え
- 丁寧に泡洗顔をするほど肌が綺麗になるという考え
泡洗顔への4つの誤解を上記にまとめました。
おそらく多くの人が1回は聞いたり、実践したことがある内容だと思います。
テレビCMやネット広告によって間違った情報が蔓延しているため、下記の解説をしっかり読んで、泡洗顔のイメージを修正していきましょう!
誤解①:両手いっぱいに泡立てた方が効果があるという考え
泡洗顔の誤解1つ目は、テレビCMのように両手いっぱいに泡立てた方が効果があると考えることです。
モコモコに泡立てるほど良い!というイメージがありますが、泡立ちがよい洗顔フォームほど界面活性剤をたくさん使用しています。
界面活性剤は汚れを落とす洗浄の働きをする成分で、たくさん配合されているほど肌の刺激になりやすい。
つまり”たくさん泡立つ=界面活性剤を多量に配合している”ことと同じなので、できるだけ泡立たない洗顔フォームの方が、肌には優しいのです。
誤解②:泡洗顔で肌の摩擦が軽減するという考え
続いての誤解は、泡洗顔で肌の摩擦が軽減するという考えです。
「泡洗顔をしておけば肌の摩擦は心配しなくてOK!」と認識している方がいますが、そんなことはありません。
しっかり泡立てたところで、手のひらでゴシゴシ洗っていたら無意味ですし、シャワーの強い水圧も注意しなければなりません。
逆にシャワーの水圧を弱めたり、顔をゴシゴシ洗わなければ、泡立てなくても大丈夫なんですよ!
誤解③:細かい泡が毛穴に入りこんで汚れを除去するという考え
泡洗顔にまつわる誤解の3つ目は、細かい泡が毛穴に入りこんで汚れを除去するという考えです。
というのも洗顔フォームは、水と空気を含ませることで泡立ちます。
なので細かい泡と言っていますが、実際は空気を大量に含んでいるので、毛穴より小さくなるはずがないんです。
よく企業の宣伝見かける決まり文句なので、騙されないようにしましょう!
誤解④:丁寧に泡洗顔をするほど肌が綺麗になるという考え
最後の誤解は、丁寧に泡洗顔をするほど肌が綺麗になるいう考えです。
「モコモコの泡だから刺激が少なそうだし丁寧に洗顔しよう!」と思っている方もいるはず。
ただしそれはあくまでイメージで、しっかり泡洗顔をするほど界面活性剤のダメージを受けやすくなるんです。
どれだけ長くても、泡洗顔は1分以内に終わらせるようにしましょう!
泡洗顔で得られる正しい効果は?2つのメリットをお伝えします!
- 濃度を調整して肌の刺激を減らせる
- 洗い残しを減らすことができる
泡洗顔には以上の2つのメリットがあります。
逆に言えば、これ以外の効果は泡洗顔には期待しない方が良いでしょう。
それぞれのメリットについて順番に紹介していきますね。
メリット①:濃度を調整して肌の刺激を減らせる
泡洗顔のメリット1つ目は、濃度を調整して肌の刺激を減らせることです。
洗顔フォームを泡立てるときに、水を空気を含まれる必要がありますが、この工程で洗顔フォームの濃度を薄くすることができます。
例えば敏感肌の方は”低刺激”という言葉を安易に信じるのではなく、洗顔フォームを少量だけ取り、多めの水と空気で泡立てるのがオススメ。
またポンプタイプでいきなり泡が出てくる洗顔料も、同じように泡立てて濃度を薄めることができますよ!
メリットの2つ目は、洗い残しを減らせることです。
泡洗顔は、顔に軽く泡が乗っている状態なので、洗い流すのがすごくラクなんです。
軽くぬるま湯でバシャバシャするだけて、簡単に泡が落とせます。
生え際やフェイスラインに泡が残ることがほぼないため、泡洗顔をすることで洗い残しによる肌トラブルを避けられるでしょう。
泡洗顔がよくないと言われる2つの理由はこれ!
- 界面活性剤が肌を乾燥させるから
- 十分に汚れを落とせない可能性があるから
泡洗顔がよくないと言われる理由は上記の2つです。
決して泡洗顔がダメと否定するわけではありませんが、よくないと言われる理由についてしっかり理解しておきましょう。
肌トラブルの原因の1つに泡洗顔が関わっている可能性もあります。
2つの理由をそれぞれ解説していきますね。
理由①:界面活性剤が肌を乾燥させるから
泡洗顔がよくないと言われる理由の1つ目は、界面活性剤が肌を乾燥させるからです。
これは泡洗顔に限ったことではありませんが、泡立ちやすい洗顔フォームを使っている方は要注意!
泡立ちがよいほど界面活性剤の配合量が多く、顔の皮脂が奪われやすいんです。
ちゃんと化粧水をつけているのに乾燥がマシにならない方は、1度泡洗顔をやめてみるのもいいでしょう。
理由②:十分に汚れを落とせない可能性があるから
続いて理由の2つ目は、泡洗顔だと十分に汚れを落とせない可能性があるからです。
たしかに泡洗顔は肌に優しいのですが、その分洗浄力は落ちてしまいます。
特に男性のように角質が溜まりやすく、ゴワつきが目立っている方は、泡洗顔の洗浄力では足りません。
泡立てないタイプの洗顔フォームを使うのが理想でしょう!
メーカーが泡洗顔をゴリ押しするワケ
ここまで泡洗顔の誤解やよくない理由を紹介してきましたが、なぜメーカーは泡洗顔をオススメしてくるのでしょうか。
残念ながらその理由は、より多くの自社製品を購入してもらうためです。
泡洗顔によって乾燥させた肌を作り出せば、健康な肌よりも化粧水や美容液の浸透をよくすることができます。
そうずれば自社製品の満足度が上がり、洗顔以外のアイテムも購入してくれるのでは?という作戦です。
もちろん全ての化粧品会社が、このような悪知恵を働かせているわけはありませんが、実際に存在しているのも事実。
化粧品を購入する際は、できるだけ美容部員さんとコミュニケーションを取り、洗顔の使い方を確認しておくといいかもしれませんね♪
正しい泡洗顔のポイントを3つ伝授します!
- 片手に乗るくらいの泡を意識
- 泡洗顔をするときは1分以内
- 汚れている部分は指先でケア
正しい泡洗顔をするためのポイントを3つ上記にまとめました。
肌を乾燥させたり汚れが落ちにくいというデメリットもありますが、正しいやり方で泡洗顔を行えば、そこまで心配なくて大丈夫です。
特に知っておいてほしい重要ポイントから順番にお伝えするので、必ず全ての項目を確認しておきましょう!
ポイント①:片手に乗るくらいの泡を意識
正しい泡洗顔のポイント1つ目は、片手に乗るくらいの泡を意識することです。
泡洗顔において、たくさん泡立てることは全く意味がないんですよね。
むしろ多量の洗顔フォームを使うことで、界面活性剤の悪影響を受けやすくなり、基本はデメリットしかありません。
そんなに洗顔フォームを出さず、片手に乗るくらいの小さな泡を作るようにしましょう!
ポイント②:泡洗顔をするときは1分以内
続いて2つ目のポイント、泡洗顔をするときは1分以内に終わらせることです。
泡洗顔を長い時間行うと、肌に必要な皮脂や水分まで奪われてしまいます。
長くても1分以内、肌が弱い人は30秒以内に泡を洗い流すようにしましょう!
ポイント③:汚れている部分は指先でケア
泡洗顔3つ目のポイントは、汚れている部分のみ指先でケアすることです。
泡洗顔は肌に負担をかけない分、小鼻の周りや顎などを洗浄するのが苦手なんです。
泡の力だけでは十分に角質を綺麗にすることができないので、汚れた溜まりやすい部分は、指先でクルクルしながら洗ってあげましょう。
爪が当たらないように指の腹を使ってケアしてみてくださいね!
【乾燥肌向け】泡立たないタイプの洗顔料も検討しよう!
泡洗顔の正しいやり方を実践しても乾燥が避けられない方は、泡立たないタイプの洗顔フォームを検討してみましょう。
例えばこのプルエストあたりが有名ですね。
そもそも泡立たない”保水ジェル”と呼ばれる新発想の洗顔で、楽天の洗顔ジェル部門ランキングでNo.1に輝いたこともあります。
このプルエストに期待できるメリットは下記の3つ。
- 洗顔なのに潤いを与えて逃さない
- 毛穴汚れがスッキリして肌がスベスベになる
- 毛穴・小じわ・保湿・ハリの全てに期待できる
肌が敏感でも気にせず使えるので、泡洗顔のように乾燥を防ぎつつ、古い角質や汚れを落としたい方にマッチするはず。
下記の公式サイトでは実際に使用した人の口コミも紹介しているので、ぜひ購入前に目を通しておきましょう!
「泡洗顔はよくない」についてまとめ
- 泡洗顔はたくさん泡立てても意味がない
- 毛穴に入り込んで汚れを除去するのは嘘
- 泡洗顔は洗浄力が弱いので男性には不向き
- もし泡洗顔をやるなら1分以内に終わらせる
- 汚れている部分は指先を使ってケアしよう
この記事では泡洗顔はよくないのかについて解説してきました。
泡洗顔は企業の宣伝によって良いイメージばかりついていますが、実際はそんなことありません。
洗浄力が弱かったり、界面活性剤の影響を受けやすいなど、肌トラブルの原因が隠れているんです。
まずはこの記事で紹介した正しい泡洗顔のやり方を実践して、それでも肌に合わないと感じたら泡立てない洗顔フォームプルエストなども検討してみてくださいね。